アイゼンと耐用年数(本題はアイゼンのメンテンナンス)

減価償却費は、(何も参照せずに定義を適当に述べると)固定資産の取得に要した費用を、全額をその期の費用にせず、耐用(利用する)年数に応じて按分したものです。

また、日本では金額の観点からは、10、20、30万円というものが区切りとなっていますが、他国では10万円未満の数万円(日本では即時費用可能)でも固定資産台帳計上の対象となっているので、制度はさておき、考え方は様々あるようです。

さて、私は雪山登山を趣味としてしまったので、12本爪アイゼン(mont-belのカジタックス)を持っています。

そのアイゼンがかなり痛みました。十中八九、4月の立山、5月の槍ヶ岳、針ノ木岳の岩場でです。その岩場は、雪とのミックスなのでアイゼンを外すわけにはいきません。特に、雄山からの下りで傷んだような気がします。登ってくる人たちはアイゼンを付けていない人もたくさんいたので、葛藤がありましたが、外すわけにはいきません。他の下りの人を観察してもよかったのですが、悩むことを避けた格好だったような気がします。

どのように傷んだのかという点ですが、まず、雪がへばりつくのを防止するという底のプラスチックが大小の傷が無数につきました。このプラスチックについては、なくても大丈夫かという気がするので、あまり気になりませんが、つま先のハーネスの傷は少しだけ気になります。傷がそれほど大きくないので、「少しだけ」程度に収まっている感じですね。次に、爪がかなり丸くなりました。ネット記事を漁っているとどうやら研いでメンテナンスすることが有力説になるということがわかってきました。なぜ有力だと思うのかは、某スポーツ店の記事だったということもあるし、丸くてもよいのであれば、新品のときに丸くてもいいのではと逆説的に考えたからですね。

このアイゼンは、5年ぐらいで寿命と考えるのがよいという記事にもあたりましたが、自然劣化もあるし、それは同感しました。ただ、岩場にも入るようなアイゼンはもっと寿命が短くなると考えた方がよいのではと考えました。何よりも傷だらけになりましたから。安くはない出費ですが、長くても3年で買い替えようかと思います。ここで会計・税金の話を試みたいのですが、アイゼンを(無理やり)事業用資産と考えると、金額が2万円なので、日本の税務的には即時費用ですが、仮に耐用年数5年の固定資産として計上するものと考えると、5年(1年あたり4千円)で減価償却していくことになります。利用者が3年で寿命がくると考えた場合、会計では3年と考えるのが当然のように正しくても、税務では課税の平等の観点からは5年と制度的に設定されているはずです。この会計と税務の差異で税効果会計という論点も生じてくるのですが、日本の中小企業会計では耐用年数は税務で実務がなされているのが通常ですよね。で、実際に3年でアイゼンの寿命がきた場合、税務では、廃棄することによりあと2年で減価償却するはずだった費用が1年の費用になったりするんですよね。(この段落は、無理やりアイゼンと会計・税務を結びつけることを試みました。疑問を覚える方はそれはきっと正しいものだと思うので、軽くスルーしてください。)

アイゼンのメンテナンスの話に戻しまして、ネット記事でよく研げるといわれるヤスリをAmazonで購入して、研いでみました。めちゃくちゃ固いですが、研げます。風呂場でやりましたが、鉄粉の影響か、さびのような点々が排水溝に向かってのびました笑 掃除しなきゃいけないです。

研ぎ方やそのヤスリが本当に正しいかわからないので、この記事では言及しませんので、ご興味ある方はネット記事を漁ってみてください。ただ、かなり丸かったものが、尖るというか、三角になりましたので、刺さりやすくなったと思います。カチカチの雪面に行くかどうかは少しわからないですけどね。そもそもアイゼンが丸くても筆者の体重77キロに荷物12キロ前後で刺さらないという状況もどうかと思っているのですが、筆者がアイゼンのメンテナンスをしたかったということで記事を締めくくりたいと思います。

なお、研磨のビフォーアフターは、ビフォーの写真を忘れたので、割愛させてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。