管理会計の本
大阪から東京に拠点を変更した2021年以来、
某経営管理ツール(基本情報技術者試験で出てくるOLAPでしょうか)の導入支援で企業様に関与させていただいており、
そこでの対象業務は、ほぼほぼ予算(予実)管理なので、
管理会計の勉強もしなければならないなという動機があったりします。
過去に購入した本の最古は、大学で強制的に購入させれられるものを除いては、➁管理会計概論(中央経済社、宮本・小菅 18年6月初版)だと(たぶん)思うのですが、
今読んでも、なるほどなるほどとうなづけたりします。
ここ1か月では、➁組織行動の会計学(日本経済新聞出版、青木 2024年6月)、➂ROIC経営実践編(日本経済新聞出版、あずさ監査法人 KPMGFAS)を購入しました。
OLAPで運転資本を損益から算出するのか、データを読み込むだけにするのかという論点もあり、
前者をとるとして、回収(支払)サイトで可変とする場合にどうするかなどエンジニアとしては難解な論点が考えられるものの
後者の本のP.169を実現する方法として当然にExcelも考えられますが、OLAPを使う(集計視点の切替が迅速・簡単)のがいいんだろうなと思いました。
ちなみに、事業、製品、勘定科目という視点の図ですが、地域、部門や活動という視点も考えらえるので、やはりOLAPを使うのがいいと思いますね。
なお、両本とも、実現ツールについての言及はなく、経営本としての色彩が強いです。
「KPI」という用語は、➁、➂の巻末インデックスにあるのに、➀にはないので、少し古さは感じるかもしれませんね。